2022年9月18日日曜日

貫一とお宮とお母ん

山口に帰ってきています。

※貫一とお宮のくだりは、
作品を制作していたボランティアサークルの方が
「ネットの世界は怖いから」と懸念されていたので
削除しました(心配の種はない方が良いです、うん)


帰ってきてから、母と何度か衝突したのですが、
母はわりと話し合いにならないところが
オンライン上でモメた人たちと似ているかもしれない(^^;



…というのは、些細なことなんですが、先日も。

夜眠る時「暑いでしょ」と言って母が私に扇風機を充ててくるわけです。
「いや、暑くない。ちょうどいいから要らない」と言っても聞かないのですよ。
自分が暑いから、私も暑いだろうという確定親切心が揺るぎません。
「体感温度が違うんだ」「風邪ひきそう」と言っても聞きません。
引き下がったと思ったら、今度は凍らせたペットボトルを私の体に充ててきます。
「いやほんと、暑くないのよ。やめて。寒いぐらい」

こんなやりとりを繰り返し、今冷静に思い返せば
「ありがとう」と受け取るふりをして母が去ったあと扇風機を消すなり、
ペットボトルを冷凍庫に戻すなりできたんですが、
話を聞かないことにイラついて意地になってしまうんですね(^^;

やっと追っ払った時に「あ、これ…ブログでモメた人たちとのやりとりに似てるなー」と気づきました笑

ああ…母と一緒かー…と思うと
モメた人たちも本気で悪気はなかったんだろうな。
ただ、自分の意見だけが絶対で、人の思いは聞けなくて。
逆に自分の最上級の親切で、喜ばないあなたが悪い!ということ。
相手に嫌な思いをさせようなんて微塵も考えていないっていうね汗

母の自己愛の押し付けは一つ一つの内容で言えば、別に大きなことではなく他人から見たら「我慢できる範疇なのでは?」と思われることかもしれない。

「青になりたい」
「あらおかしい、赤になりなさい」
「どうしても青になりたい」
「みんな赤がいいって言ってるよ」
「青になる理由があるんだ」
「青は変じゃけぇ赤にしちょったよ」
「青じゃないとダメなんだ」
「お母さんはあんたのためを思って赤になれって言いよるんよ」
そうして、泣きながら怒りながら赤になる傍らで
「赤にしてぴょん吉も喜んでいる。私のおかげ」と美談にして触れ回る母
“赤ではなかったのかも”と気付いても引き下がれない母
最終的に私がぶち切れてヤケクソになると、無視を始め無かったことにする母
昔からそんなことばかりでした。
もちろん基本的には人望もありいい人で、“良かれと思って”が根源です。

まさにマノ派の人たちそのもので、完全に一致。
「相手を否定したいのではない、自分自身を肯定したいだけ」
…そうか、マノ派の人とのやりとりは
母と戦ってたのかなあと、じんわり思いました。



「年だから近くに住むのは仕方ないとは思っても腹がたつ」
弟は常にイラついているんですが
私のイラつく姿を見て、「解ってもらえてるのが嬉しい」
「母さんの言動にぴょん吉がどんどんイライラしていく様を見るのがすごく面白い」
と、嬉しそうに笑っているのがまた腹立たしい(=▽=;
でも歩いて数分のすぐ近所に住んでくれているから安心でありがたい。

誰でも年を重ねれば欠けてくものも多くなるし
「お互い様よ♪」とおおらかに…が、なかなかうまくいきません。

2 件のコメント:

  1. こんにちは
    さりげなく自分の好きなものを入れてみるお母さん
    例えが合ってるかわからないですが多分役者で言えば
    憑依タイプで自分の直感でやりきる感じですかね?(違ってたらすみません)
    だから台本を読まずに描いているみたいな

    私は絵を描く時考えるのと即興と半々くらいで描いてますね

    夜のひとコマも後で冷静になれば受け取ったりつけてもらった後で
    こっそり消したりすればって思うけど実際に体験したら
    多分眠気もあっていらいらの方が勝っちゃうんでしょうね><

    あっ紫色ってどこか大人な雰囲気がありますよね
    その色があるだけで色気とかそんな感じとかも感じ取れたりしますね

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    1. プリンさん、こんばんは!
      お母んは…
      直感というより、自分の中の決定を揺るがさない感じかな笑 良い場合もあれば悪い場合も。

      今回の場合は、見本そのまんまに描くより、お母んのオリジナル感性を入れたかったというところでしょうか笑
      趣味が入るのはいいと思うんですが、あまりに本筋からはずれてるとこは指摘したら素直に直してくれました(^^
      なんであたし、山口に帰って金色夜叉のドラマや紙芝居を見まくって勉強してるんだろう汗

      すごく昔の有名作品って、繰り返し語られてたり流れてたり「みんなが知ってるもの」なので、
      多かれ少なかれオリジナルの脚色や解釈、アレンジを楽しむことこそ面白い〜になるのも解ります。

      >考えるのと即興と半々くらい
      あたしもあたしも笑
      そして描きながらつじつまを合わせていきます笑


      >夜のひとコマ
      内容は本当に大したことないんですけど、しょっちゅう「こいつ聞かんな!」ということがあるとついつい(^^;
      親切の施し方がちょっとはずれているという、漫画にすれば面白いけどまともに受けてるとダメージを喰らいます笑
      弟も「他人事として傍から見ると母さんおもしろいな」と言ってました汗


      >紫色
      これは原作でも「流行りの髪結に薄紫のリボンをつけている」お宮なのです。
      内容を聞くに、まだ高校生ぐらいのお宮。
      自分の美貌を武器に金持ちの男を落としてやろうという魔性な面を紫で表現されたのかもですね。

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