黒魔女トイとダンスを

過去絵ですが、まじょふる。
これも卒業シーズンの絵です。

何十年も卒業できず留年している彼は、

誰よりも知識が深く、誰よりも高い経験値を持ちます。

それでも卒業試験は落ち続け、学校も辞めずに在籍しています。

魔法学校の有名人の一人なのです。

学生たちとは距離を置く彼でしたが

黒魔女トイを見て、遠い昔の初恋を思い出します。

似ているわけではありません、

かつての想い人は黒い服「クロノエ」を着た黒魔女だったからです。

彼は「今年の卒業パーティーで一緒に踊って欲しい」と

トイに申し込みます。

ところが今年も訳あって卒業試験に不合格。

「来年は一緒に卒業しよう」と約束し

二人は廃墟で踊ります。

…と、いうのが考えていたエピソードの一つ。

流れはこんな感じで、それから

描きたいシーンやオチ、セリフにたどり着くように

理由やつじつま合わせの肉付けをしてく感じ。

なぜ卒業できないか、なぜ辞めないか、

なぜ今年もダメだったか

なぜ廃墟に行ったのか

創作する人はみんなどうやってお話作ってるんだろう？

ブログ4コマを描く時なんかは

実際あったことをどうやって4コマにまとめるか…なので、

「はしょる」作業。最悪4コマに収まらない笑

カタログ4コマを描く時なんかは

原稿無しで「この商品を入れて」ってだけのお題で自由に。

学習漫画を描く時なんかは

「この内容を、15ページで、わかりやすく」とざっくり言い渡されます。

仕事の場合、漫画を描いたこともなければ読むこともないようなクライアントさんの依頼なので、特に指示もなく丸投げが多いです。

もうちょっと漫画好きでこだわりがある人とかなら最初に

「どうする？」「こうする？」「こうして」「ああして」と

話し合いができて楽しそうなのになあ〜なんて。

まあ仕事に愉しみを求めてはいけないんですけどもね（＞v＜；